強い企業日本の復興
『希望の国、日本』
御手洗経済連会長の講演は『御手洗ビジョン』に沿ったすべての人に挑戦の機会が与えられ、可能性に富んだ社会『希望の国」実現のために取り組むべき課題についてのお話でありました。
最近の景気はよくなってきておりますが、改革の加速と共に経済成長率は実質2%以上の継続成長の可能性があります。
今回経済連が纏めたビジョンでは民間企業の活性化が回復成長に欠かせない要素であることを示し、福祉問題で企業と国民は決して対立するものではないことを説明しております。
企業の業績回復と共に賃金も上昇し、雇用も完全雇用化に確実に向かっております。 雇用の悪化は経済の低速が原因で、格差社会をなくするためには経済成長が重要であることを社会に訴え続けております。
経済連会長に就任したときに、希望の持てる国にするための努力をしたいとお話しましたが、今から10年間の期間がチャンスだと信じ、2015年を視野にしたビジョンの立案を行ってきました。
そして『希望の国、日本』を目指す国のかたちを3つの柱として纏め上げました。
1.精神面を含めより豊かな生活
確かな成長と社会の絆に支えられた、ゆとりある、安心できる生活
法や規範の他にはなにものにもとらわれない選択の自由
道州制の導入による地域の自立性の向上、分散型の広域経済圏の形成
2.開かれた機会、公正な競争に支えられた社会
公平な機会、公正な競争、正当な評価
再チャレンジを支援し、必要最小限のセーフティネットを提供する社会
3.他界から尊敬され親しみを持たれる国
日米関係を基軸に、多国間の枠組みなどを通じて、世界の平和と繁栄に積極的に貢献する国
この目的達成には企業の継続成長が不可欠で、企業エゴではなく、企業が頑張り続ければ成長を持続することは可能だと思っています。
1081年アメリカのレーガン大統領は深刻な失業と物価上昇にあえぐ中で『強いアメリカの復興』のメッセージを掲げアメリカの国民に光と夢を与えた。 そして、その夢は現実のものとして変わって行き、飛躍的な生産性の上昇に裏付けられた空前の繁栄へと結び付けていった。
英国もまた15年の拡大経済を継続させている。
これらは前提条件として時代の変化に対応させながら成長を重視した改革を継続させていることを裏付けています。
日本の経済成長率2%の数字は海外から見れば意外と低い数字であるが、今後10年間を視野に入れた本ビジョンでは公正な競争に支えられ、公平な成功への再チャレンジを支援し、世界に求められる国際社会への貢献する国づくりを目指すため改革を徹底し、企業エゴでなく、成長の果実を持って弊害を克服するスタンスで邁進したいと結びました。
講演後の質問に答えて。
1.税制については歳出の改革を徹底して、法人税の実効税率を30%程度に、消費税は2%から漸次5%程度の引き上げを目指し社会保障を充実すべきと思う。
春闘の賃上げの一律値上げは適当ではない。 各社の成長に合わせて交渉すべき問題度と思う。 生産性の裏づけのないベースアップを行うべきでないとした。
2.景気動向については後戻りのない継続した成長を続け3%程度は可能だと思う。
以上が質問と回答でした。


最近のコメント