セメントに電気を通す
コンクリートは電気を通さない絶縁体の代表のような材料だが、金属のように電気を通す物質を作り出すことに成功したと言う記事が載っていた。
報道は、東京工業大学と大阪府立大学,高輝度光科学研究所が共同で石灰とアルミナから構成される化合物にCaO,7Al203を黒鉛と同程度の高い電気伝導を示す金属状態に変える事に成功したと伝えている。
元来、石灰(CaO)とアルミニューム(Al203)は絶縁体であるが、今回、これらから出来ている12CaO、7Al203というセメントの構成成分として使われている物質が持つ直径0,5ナノメートルのカゴの中に多数の電子を入れ電気を全く通さない状態から金属と同じように電気を良く通すように変えることに成功したとある。
応用範囲は液晶デスプレーに使われる稀少金属を、ありふれた元素で代替できる可能性があるという。
寒冷地の凍結融解の舗装面や暖房器具を建物に組む込んだり、養殖栽培に応用したら生物、植物の生育にも安価で量産出来そうな可能性もあって夢が膨らむ。


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