ぼやきの続き
コンクリートがまた、ぼやいている。 鋼材費の高騰は凄まじいと。
ここに昭和62年に始まったバブル期の19㎜異形鉄筋のトン当たり単価の比較を表にして見た。
3万2千円から一気に6万円まで駆け上がるグラフがまた、再び駆け落ちるさまを見ることができる。
原材料価格は製品価格に転嫁されるから当然ながら建築費は変動する。
昭和50年台にはハウス50運動があり、坪あたり@50万円を目指した建物価格が出回った。
しかし、今は@75万円/坪を超える。
建築物でも鋼材そのものの鉄骨造りのS造建築物は鋼材の価格をそのまま反映させる。
1990年頃には@22万円/坪程度だった価格が5年ぐらい前には@9万円/坪までに下がったのがこの現状である。
スクラップの価格変動も製品以上に動いている。
5~6年まえまでは鉄くずは金を出さなければ引き取ってくれなかった。
今は、鋼材価格の半分の36,000 円/トンにもなる。 そこで、金属泥棒がはびこり、側溝金蓋から半鐘までを失礼する輩が蔓延る。 経済サイクルは繰り返すと言うが、前にも何回となく同じ様な経験をしてきた。
その時も歯を食いしばって乗り越えてきた。 いま同じ様な状況に直面しているのに、その時を思い出せずにうろたえている姿をどう表現してよいのだろうか。



最近のコメント