氷を溶かす春の日差し
今回の胡錦濤主席の公式訪問は単独訪問としては初めてのことで、世界からも注目されていました。
胡錦濤主席自ら暖かい日差しの関係と表現している様に中日関係の困難な時期の氷を溶かすための暖かい春を迎える関係を築くためのものでした。
胡錦濤主席は天皇や福田首相をはじめ早大の講演や経済界と会談でも5日間という短い期間の中でのハードスケジュールをこなし、全てに深い印象を与える成果をあげました。
成果の幾つかの例として、
① 中日関係発展の青写真を描いた。
② 中日両国の首脳が戦略的な互恵関係の認識を共通した。
③ 胡錦濤主席は中日関係の更に高度な関係の礎を今まで以上の友好関係を作った。
④ アジア太平洋地域の繁栄と安定の美しい未来像の基礎を固めた。
両首脳の会談の後、共同声明を発表し、戦略的互恵関係の共通認識を再確認し、従来の過去日本との3会談の継続を確認した。
更に、共同声明は中日両国の平和的発展を維持し、ハイレベルの交流を続け強化することを含んでいます。
この文書の発表は双方の知恵が混ざり合った戦略的互恵関係は重要で歴史的意味を持っています。
この文書に含まれる6項目の内容はこれからの相互関係を進化、固定化させることで中日友好30周年以来の最も重要な交易関係の飛躍的発展を期待させるものでもあります。
また、双方は環境保全やエネルギー問題に対しても協力を強化することを歓迎しています。
この訪問の中で、人的交流を強化させることは早大講演でも指摘したように青少年の交流を活発化させ認識を共有し、相互協力することが望ましいとしています。
胡錦濤主席は両国間の協力は両国間の利益のみならずアジア太平洋地域の繁栄と安定にも繋がるとして協和の取れた世界つくりになると評価しています。
今回の訪問で、環境問題でも一致し国連の枠組みの中でそれぞれの国の能力に応じて積極的に参加していくことを表明しました。
また、両国の幅広い共通認識は今までに見られないようなことを強調しました。
北京オリンピックでは1964年の東京オリンピックと同じ様な気持ちで団結と友情の行事を成功させたいと願っています。
また、併せて日本選手の良い結果を望んでいます。
今回の胡錦濤主席の歴史的訪問で中日関係の発展が今後の政治経済に同時に現れるように期待しています。 成果を実行に移し困難に挑戦し、進まなければ後退してしまう気持ちで努力していきたいと思っています。
今回の訪問を通じて両国国民の心情の蟠りを解く機会でもありました。
大事なことは善意の心で、相手をパートナーとして理解することであります。 中日関係は問題が発生しないことではなく、問題が発声しても理解して思いやりの気持ちで解決することであります。
これからの中日関係は気持ちの問題でそれには皆様の参加が必要であります。 判らないことは是非大使館の方にお出かけ下さい。
質問にはお答えします。
講演が終えての質疑で、
1. 今回の地震災害に対してどんな支援が必要かの質問に答えて、
日本の防災技術を高く評価している。 地理的にも技術的にも日本の人命救助支援を期待しているとした。
2.ガス資源開発問題についての協議解決の遅れについての質問についての解答で解決のめどは立っている。 世界各地での紛争解決には数十年の年月をかけても解決しないことも多い。 その中にあって数年で解決の可能性が立つということは早い方ではないか。
3.パンダの2頭はいつ来るのかの質問に対して、なるべく早く送るよう交渉中と答えた。 なお、レンタル料が高いとの話は国際法で決めていることの答えです
4。オリンピック入場券不足につての質問に対して、オリンピック委員会で決めていることで、努力はしますがその範囲でしかのことですとのことでした。


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