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2008/09/23

再び楓橋夜泊

P1040605

G01
 前にもこのコラムにこの詩と石碑の写真は載せました。
再び載せるのは一寸したエピソードがあったからです。

写真は中国蘇州の寒山寺境内にある張継の漢詩楓橋夜泊 の石碑と水の蘇州を取り巻く運河を行く観光船である。  その運河を巡り寒山寺に詣で土産屋で買った寒山寺住職の書いた漢詩の掛け軸は相変わらず朝な夕なに観賞している。

その漢詩は張継の有名な楓橋夜泊 である。
月落烏鳴霜満天    月落ち烏鳴いて霜天に満つ
江楓漁火對愁眠    江楓漁火愁眠に對す
姑蘇城外寒山寺    姑蘇城外寒山寺
夜半鐘声至客船    夜半の鐘声客船に至る

ところで、この漢詩は科挙の試験に失敗し故郷の蘇州の水辺でその心境を詠んだ不朽の名作と言われているが、中国語で読んでもらうと素晴らしい音曲となると言うので、友人の中国人に詠んで貰った。
中国語は分からないが、意味だけは解かっているつもりで聞くと何となく綺麗な韻に聞こえる。
そこで、試験に失敗した寂しい詩と言われているがと聞くと、意外な答えが返って来た。
先ず、「月落ち烏鳴いて」は月が西に沈んで東の方が白み、やがてやってくる夜明けを催促するかの様に子鳥達のの囀りが聞こえてくると言ったこれからの希望を歌ったものだと言う。  そうしたら夜半の鐘声と繋がらなくなると返したら、詩の前半はそう詠み、後半とは分けて解釈をするのだと言う。
半信半疑でまた見直し口ずさんでいる。



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