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2009/06/13

金融危機とユーロ

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今回はジャン。クロード.トリシエ欧州中央銀行(ECB)の「世界的経済危機とユーロ。ユーロ圏」と題しての講演で、今回の世界金融収縮の最中、可なりはっきりと米国と異なる主張をしている本人の講演を聞くことが出来ました。

今回の金融危機原因は本来金融が投資を円滑化するためものなのに金融ギャンブルにしてしまったことにある。
金融の世界でイノベーションが発達し資金調達テクニックを使い信用商品を売り出す錬金術を作ってしまった。
短期利益の確保にやっきになり、証券化商品を複雑化している折、慢性的な貯蓄不足の中でマーケットが急に金融リスクをとったからである。
中銀と世界の政府はすべての銀行に対して充分の資本が行き渡るよう流動性を持って、本来の機能である信用を供給できるように図った。 中銀の主張は
1. 国際金融監督や規制を強めること。
2. 短期的財政金融政策を取り、持続的な物価安定を図る。
3. 迅速な処置を取り、商業銀行を健全化する。
 昨年の秋以来1,25%の低金利政策を進めている。
われわれの金融の70%は商業銀行経由で行なわれている。  米国はわずか30%だ。  これは信用支援の強化ということで、銀行を介して信用が企業、家計に行き渡るように継続させるということだ。
定量的な物価安定の定義は消費者物価が前年比2%以下とし、今のところ1,9%にまで来ている。 これがあるからこそ、インフレが無秩序に上がらないし、デフレも起こらない。
持続的な繁栄をもたらすため直近の策は現在の状況の深刻さに応じて採られるもので、もう一方では中長期的には持続可能な
策に戻るということのバランスの上に立って行なわれなければならない。
              


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